子供の頃に読んだ「カラフル」が原作の映画と聞いて鑑賞。
「カラフル」の内容に関する記憶がだいぶ薄れていたので、「こんなんだったっけ」と思いながら、割とサラリと観れた作品。
映画だから展開が早かったのと、小説よりも万人受けになってたような気がする。頼りにならない記憶だけど、小説読んだ時は、真の家族の状態とかもっとやるせない気持ちになったような……。
真のカウントダウンが近づくにつれて本気になっていくところや、真の母が入院することになってから家族がまとまっていくところなどをみて思ったことは、
人間はいざ失いそうになると変われるのに、どうしてそのフェーズに至るまで変われないのだろうということ。
いつまでも同じ状態が続く保証などないし、どうせいざというときに変わるのなら早く変わったっていいはずなのに、それが出来ないのが人間の愚かさなんだろうな。自分のこともそう思う。
これから先は絶対に後悔しないように変わる！っていうのは正直難しいので、映画や小説でこのことを再認識できたときに、少しずつでも自分の行動を振り返りたいな。
思わぬところで佐々木蔵之介さんを摂取できてよかったです。
