みそらしど

ロミオ&ジュリエットのみそらしどのレビュー・感想・評価

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
3.3
若かりし頃のレオナルド・ディカプリオを観たい!という動機のみで鑑賞。

そしてその目的は達成。
何をしていても、どの角度でも、どんな表情でも、とにかく見目が美しい。正直にいうと、顔が良すぎて台詞とかが全然頭に入ってきませんでしたすみませんでした。
個人的には、話を楽しむというより、視覚的な美術品を眺めて楽しんでいる感覚の方が近かった。

とはいいつつも、一応ストーリー追っています○
「ロミオとジュリエット」は世界的な有名作品なので、きちんと読んだことのない私ですらもなんとなくは知っていた。知っていたにもかかわらず、ラストパートのロミオとジュリエットのすれ違いには、「あああ…なんでそんな……このタイミングで…」とうな垂れてしまったので、シェイクスピアが生きていた当時にこの話を読んだ人は、この悲劇にかなり打ちのめされただろうな…と過去の人たちのことが心配になった。


映画の時代設定は1990年代なのに、ロミオとジュリエットが交わし合うセリフは古いニュアンスのままなのが少し違和感にも思われたが、それがあることでシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の型を留めているのかも?とか思ったりもしてなんともいえない。

観終わったあとに、なんとなく頭に「ムーラン・ルージュ」が浮かんだので、もしかして…と思ったらどちらもバズ・ラーマン監督作品だった。久しぶりに「ムーラン・ルージュ」も観たくなった。