20世紀スタジオ制作ディズニープラスSTARブランドオリジナル映画吹替版にて鑑賞。
シェイクスピアの古典的なラブストーリーであり、現代設定でもリメイクされる誰もが知っている名作「ロミオとジュリエット」
この作品はこの2人がメインではなく、ジュリエットのいとこであるロザラインの視点から、新鮮かつコミカルに描いた物語。
いやぁ~想像以上に面白かった!!
「ロミオとジュリエット」をこういう変化球で物語のパズルピースを埋めてきたかぁ~と思えるぐらいよくできていて、しかもジャンルがロマンスコメディだから、気難しく考えず笑っちゃうほど面白かった。
本編も約90分必要最低限のことしかしないシンプルな展開ですごく見やすくて楽しかった。
なんてったってストーリーが面白い。
ロミオは実は最初はロザラインと付き合っていてこれこのまま行ったら名作タイトルも「ロミオとロザライン」になっていたのに、とあることでロミオはジュリエットと恋を追い始めてしまうところを目撃したロザラインは、しかもジュリエットはいとこであることも知ってしまったもんだから、この有名なロマンス物語を阻止しようとあれやこれややってしまうけども・・・。
もうこれ不倫じゃんと思っちゃいますけども、まぁ~上手い展開になっていくんですわ。これがコメディなもんだから、なおさら面白い。
サポートキャラも個性的なので注目していただきたいですねぇ。
ロザラインといつも一緒にいる看護師のジャネットもいいし、ダリオも引っ掛けまわしてくるし注目していただきたい。
なんだかんだあるけど、うまく着地してくれる面白い物語。あれっ?原作ってどうなったんだっけと忘れさせてしまうほどよくできており、エンドロールまで、小ネタ満載なので楽しんでみてはいかがでしょうか。