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ジャミリャー
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ジャミリャーの作品紹介

ジャミリャーのあらすじ

出征した夫を待つジャミリャーは、夫の弟である少年セイトたちと暮らしている。彼女のことが大好きなセイトは、男達が近づくと割って入り邪魔をする。彼女は悲しみと孤独に苦悩しつつも明るく振舞っていたが、村に負傷兵ダニヤルが現れ、心が揺れはじめる。やがて二人の魂は結びついていき…。

ジャミリャーの監督

ジャミリャーの出演者

原題
Dzhamillya/Jamilya
製作年
1969年
製作国
ソ連
上映時間
78分
ジャンル
ドラマ恋愛戦争

『ジャミリャー』に投稿された感想・評価

sashaice

sashaiceの感想・評価

3.7
勝手に「今夜だけはソ連に戻ろう」シリーズ第3弾。安定のズレてるアフレコ。馬好きにはたまらない迫力の乗馬シーン!!シルクロードを彷彿とさせる絵画と馬と雄大な自然が印象的なメロドラマ。戦争でなかなか戻ってこない兄の嫁に恋しちゃうショタのお話。その村で一番の美少女を皆んなが狙ってる。選ばれたのはひ弱な男。幼いセイトの淡い恋心と最後の泣き叫ぶシーンは見事でした。最初機械の故障かと思った😱映像がなかなか流れずセリフがブチっと途中で切れてもしか今日は見れないかも、、と焦りましたがそういう演出か劣化だったのかな。原作はキルギスの文豪アイトマートフの「この星でいちばん美しい愛の物語」。
ジャミラじゃなくてジャミリャー。キリギス映画初鑑賞。

画家になった主人公セイトが少年時代に義姉のジャミリャーと過ごした日々の回顧録。

ジャミリャーの快活な性格が周りの人たちを惹き付ける。ジャミリャーの夫であり、セイトの兄は出征して不在。その間、少年セイトはジャミリャーの用心棒のように振る舞う。そこに一人の復員兵が現れ…。

ベースはモノクロ映像。少年期の記憶を写実したセイトの絵は時折カラーで写し出され、当時抱いた少年の心が鮮やかに蘇る。心の機微を表すシーンでは極力台詞を排しているところも良かった。

カメラワークも優れていて、『怒りのキューバ』を彷彿とさせる圧巻ショットもあった。一点、中央アジアの地平線まで広がる大草原はカラーで見たかったなぁ。。

上映後、筑波大学UIA梶山祐治さんの解説で、「セイトが絵画に目覚めたシーンを映像だけで表現しているところからして、この映画が優れた作品であるかが見て取れる」と述べられていてなるほど〜、と感心した。

とりあえず自分としては冒頭のことが言えただけで満足。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.0
【キルギス、思い出はモノクローム】
中央アジア今昔映画祭ではトルクメニスタンやタジキスタンといった珍しい国の映画が観られる。今回はソ連時代のキルギス映画『ジャミリャー』を観賞しました。

男が絵を地面に落とす。色彩帯びた美しい絵であるが、そこに描かれているのは戦車だったりする。戦禍の悲痛がそこに封じ込められているようだ。彼は回想する。幼少期の彼。彼は年上の女ジャミリャーに恋をしていた。出征した夫を待つ彼女だったが、チンピラに絡まれたりする。彼はチンピラを追い払おうとするが力で負けてしまう。そこへ負傷兵ダニヤルが現れて複雑な恋の関係性が生まれる。

キルギスの情報に疎いため、全体的に分かりづらい作品ではある。しかしながら、ソ連時代の映画ということもあってだろうかセルゲイ・エイゼンシュタインのプロパガンダ映画を彷彿とさせる力強いショットがあり、例えば重い資材を持って坂を登る場面を執拗なクローズアップで様々な角度から撮る場面に力強さを感じる。また、竜巻が馬車に激突する珍しい画も撮れていたりするので新鮮だ。

思い出はモノクローム、色をつけてくれとよく言うけれども、色彩を得た思い出は辛さを緩和し風化させたものになってしまうかもしれない。本作は回想シーンを白黒にし、絵の強烈な色彩を挿入することで、少年の辛酸を煮詰めた作品と言えよう。