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メタモルフォーゼの縁側のKOUSAKAのレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
4.2
期待通り、いや期待以上の傑作でした😭‼️

珍しく原作を先に読んでいた作品で、とにかく原作が傑作なので、いつか絶対実写化されるだろうな~とは思ってましたが、映画館で予告編と出くわして「とうとう実写化されるのか!」と嬉しくなりました。

しかも、うらら役が芦田愛菜ちゃんで、雪さん役が宮本信子だと知って、あまりに原作のイメージにピッタリだったので、本当に心が躍りましたし、しかも脚本が岡田惠和とくれば、もうこの時点で成功間違いなしと確信しました。

BLにハマったおばあちゃん雪さんの可愛らしさを、何気ない仕草や表情で見事に演じ切った宮本信子はやっぱりすごいし、コミュ障で挙動不審でいつも髪の毛ボサボサのうららも、本当に原作のイメージそのままで、芦田愛菜ちゃんの好演が光りまくっていました。

特に愛菜ちゃんを後ろ姿から映すショットが多用されていて、それがことごとくエモいシーンで強く印象に残っています。

雪さんという「友達」との新しい出会いによって、嬉々として学校内に走りこんでいくキラキラ輝くような後ろ姿、雪の家からケンケンして帰っていく可愛らしい後ろ姿、コミケに売り手として参加するために「あと10日、1日1枚。まあいっか」と決意新たに歩を進める後ろ姿、そして縁側でノルウェーにいる雪さんに電話している時の少し成長したうららの後ろ姿・・・もう全てがエモい😭

そして、まさかのT字路sが音楽を担当しているとは‼️(しかも伊東妙子は、うららのお母さん役でしれっと出演してるし)そしてエンドクレジットで流れる楽曲を歌うのは・・。本当に素敵な歌声で、最後の最後にまた泣かされました😭

あ、あと雪さんの書道教室の生徒、まさき君も大活躍でしたね😆ナイス‼️
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