ぺっこり180度

メタモルフォーゼの縁側のぺっこり180度のレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
3.9
原作未読。
原作由来(の、部分をどうにか大切にしようとするものの映画化の上で難しい何かがあり、それらがぶつかった末)の、何かだろうなという違和感は多少ありつつ、概ね心地よく穏やかな世界観。
なんでしょうね、こういうの。
意外と身の回りに自分を満たしてくれるものはたくさんあるよと思わせてもらえる感覚というか。
ぎすぎすげそげそしているときでも、緩めてもらえそうな。心地よさ。

作中のうららさんが描くマンガ。
出来はそりゃあもうド素人なんですけど、とても素晴らしい物にも見えて不思議でした。
ていうかあそこまでできたの充分凄い。

芦田愛菜ちゃんは、過去の芦田愛菜ちゃんを超えていくという枷を抱えながら続けていけてやっぱりとんでもないなあとかも思ったり。
そして宮本信子さん、魅力的。