鑑賞日:2022年9月17日
パンフレット:1200円
お前が、いたから――!
原作未読。
いや、、、なんかいろいろと見応えあったと思う♪
「キングダム」シリーズと同様にソニーピクチャーズが絡んでいるとなると、世界配給を狙っているのかもしれない。
兼高を演じた岡田さん、室岡を演じた坂口さん…ともにアクションが半端ない!
岡田さんは格闘デザインも担当されていたみたいで…(エンドロールで確認)凄い!!
そして、注目は十朱を演じたMIYAVIさんですね。
めちゃんこカッコ良かったー!!
ゾクッとするような演技をしてくれました。
俳優としても充分やっていけるかと。
映画は、兼高が森の中を歩き、隠遁生活をしている男のもとへ辿り着き、粛清するシーンから始まります。
この男はかつて兼高が警官時代にスーパーに押し入り、働いていた女子高生ら3人を射殺した犯人のひとりだった。
その復讐のため、兼高は警官を辞め、男たちを追っており、この男が最後のひとりだった。
警察に殺人だと電話で通報。
裏仕事をする捜査官の阿内に捕まった兼高は極道潜入捜査官として、東鞘会に潜り込むように指示を受ける。
構成員でサイコパスの室岡との相性が良いので、彼に取り入るようにと。
1年後…
兼高は室岡を相棒にし、東鞘会のヘルドッグスの一員となっていた。
2人は着実にのし上がっていき、ついには十朱会長の警護任務を勝ち取るのだが…。
極道ものの作品なので、どことどこの組が味方で、どこの組が敵なのか…この辺りはホント解かり辛い(汗)
下部組織とかも出てくるので、もう雰囲気で感じ取るしかありません♪
ただ、お話的には何となく解かるようにはなっています。
しかし、セリフが聞き取り辛いところもあったりと…そこが残念。
注目されていたアクションは思っていたほど無かったかなぁ…という印象。
もちろん兼高と室岡のコンビアクションは必見ですし、激しい銃撃戦や乱闘も見応えありますよ!
さらにストーリーは非常に濃厚で、ちょっとネタバレになりますが、、、潜入捜査官が兼高以外にもいたりと、驚きの展開が待っています。
さらにさらに、終盤は衝撃的な事実が判明したりと、二転三転っぷりも面白い♪
十朱の正体…(ボソ)
物語が終わったかと思いきや、兼高と室岡の1年前の出会いのシーンを入れてくるあたり、かなり憎い演出。
原作の続編は前日譚にあたる「煉獄の獅子たち」という作品があるようだが、映画化もありかもね。
このシリーズ、もっと映像で観たいと思いました。