しょっさん

映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝のしょっさんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ホントに100分しかないのかってくらい、やたらめったら詰め込んできてるけど、やっぱりクレしん感だったの良かった。

いつも通り何も知らずに行ったので、スタッフロール見て「山田孝之www」で仰天した。笑てるだけやんけ。だがそれがいい。

声優でいくと、サマーゴーストのときにも感じたけど、川栄李奈は声あてに違和感なくてとても良い。AKB出身だと、大島優子と川栄李奈は個人的評価高い。

本編はパロディ満載すぎて「それ子ども知らんやろ、確実に一緒に見に来た親攻めてるやろ」が豊富。ただ巨神兵だす前のナウシカパロディするのに、実体が出てきたときに「早すぎたんだ」って言わせないのは、がっかりするのでやりきって欲しい。他すげー細かいとこだと、へその中に落っこちたロボがヤムチャだし、鬼滅ネタ声優付き、エヴァっぽさ満載。

話の筋の通ってなさとか、勢いだけだったりとか、純金そのサイズはそうはならんやろとか、妊婦設定の意味とか、1ヶ月前は早産すぎるとか、まぁもういろいろあるんだけれども。ともかく、しんちゃんの泣き顔だすのはアウトすぎて、そこだけは擁護できないので、それだけは金輪際やめといて欲しい。

出生の秘密が「しんのすけ」という名前の生まれで、それが後半に一応繋がってくるとことか、急に心に訴えかけてくるのはずるい。走って転ぶと大人帝国思い出すから、心にぐっとくるのでツライ。大半が笑い取るような箇所ばっかりなんだけど、話の主軸は思ったよりも愛に満ちた物語りすぎて、バランスがたまに崩れるので、もう少し笑いにうまく偏って欲しかったかな。それがクレしん映画版かもしれないけど。