しょうちゃん

すずめの戸締まりのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.2
2022年49本目の劇場鑑賞。
令和187本目の劇場鑑賞。
IMAXレーザーGTで鑑賞。

日本中の廃墟に出現する災いの扉を閉じるため、
各地を旅しながら自らの使命と向き合う17歳の少女の冒険と成長を、
新海作品ならではの美麗な映像とともに綴る。

新海誠の作品を映画館で観るのは初めて。
監督の作品は“君の名は。”と“天気の子”は鑑賞済み。
どちらもそんなに面白いとは思わなかったが、
すずめはマーベルに勝ったくらいなので鑑賞。
個人的には“君の名は。”と“天気の子”よりは面白かったし、
最後は不覚にも泣いてしまった。

タイトルの“すずめ”は鳥の“スズメ”ではなく、
ヒロインの名前“岩戸鈴芽(いわとすずめ)”である。
九州で暮らす17歳の女子高校生・鈴芽(すずめ)が、
ある日“閉じ師”の草太と出会い一目惚れする。
草太に廃墟の場所を教えるが、
学校をさぼって草太を追いかける。
廃墟にある扉を開け閉めしてるうちに、
巨大なミミズとヘンテコな猫が現れる。
ヘンテコな猫が2人の前に現れると草太を椅子の姿に変えてしまう。
椅子になった草太と一緒にヘンテコな猫を追いかけながら、
日本各地を旅しながら“戸締り”をするお話。
.
背景の描写力やキャラクターは新海作品と一目で分かる。
どの作品も見た目は同じ様にしか見えない。
巨大なミミズによる地震を食い止めるストーリーなんだが、
それは“東日本大震災”に繋がっている。
地震災害に遭った人は辛い過去を思い出してしまうかもしれない。
“阪神淡路大震災”の時は死を覚悟したのを思い出した。
“ダイジン”という名前のヘンテコな猫も可愛かった。
映像クオリティは奇麗なのは見て分かるが、
細かい部分までの再現力が素晴らしいと思う。
それと、
食べ物が美味しそうに描かれているのも印象的。
ドライブ中に流れる昭和ポップスの名曲は良かった。
斉藤由貴の“卒業”が一番好き。
しょうちゃん

しょうちゃん