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ノートルダム 炎の大聖堂のパピヨンのレビュー・感想・評価

ノートルダム 炎の大聖堂(2022年製作の映画)
4.1
ジャン=ジャック·アノー監督作品では昔々「子熊物語」で、えぇ~どこまでがドキュメンタリーでどこからが演出?って体験をしました。そして今回も、えぇ~どこまでか実際の映像でどこからがVFX?って。まあ、間違いなく素晴らしい映像作家だと思います。他にも「セブン·イヤーズ·イン·チベット」や「愛人/ラマン」や「薔薇の名前」や「スターリングラード」と、好きな作品が多いフランスの映画監督さんです。
歴史の街パリの顔とも言えるノートルダム大聖堂が、2019年4月15日に大火に包まれます。勿論そのニュースは記憶にはありますが、結局ハッキリした火災原因は解明されていないとか、死者はゼロだったとかあらためて知ることが多かったかな。極力実際の大火災をリアルに再現する事にこだわって、ある意味最高のエンタテインメントを産み出しましたかね(不謹慎で申し訳ありません)。そして分割画面やリアルな火災音の再現は効果抜群でした。もうこちらの緊張感半端ないですよ。
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