Gatt

評決のGattのレビュー・感想・評価

評決(1982年製作の映画)
3.8
とても分かりやすい法廷劇だが、それを超える男のドラマ感。
渋くも負け犬なポール・ニューマンから漂う哀愁。
勢いのある弁護合戦でない所が好き。
相手側は遣り手、こちら側は土庵に嵌っていく。裁判官ももはや信頼もできない。
最終弁論は、まるで主人公自身に語っているようだったが、陪審の出した結論は!!!
男の立ち返った信念にじんわりくる一本。緩急激しいエンタメも大好きだけど、こういう渋く面白い作品も良いですね。
シャーロット・ランプリングの若い時の瞳は、綺麗過ぎて怖いくらい。
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