ホアキン、ラファロ、ジェニファー・コネリー。このメンツじゃ期待しないわけない。
ドワイト(マーク・ラファロ)は、離婚した妻から週末の面会権を得て、息子と楽しく過ごした。野球観戦が延長して急いで帰る途中、ハンドルをとられて事故を起こしてしまう。
轢いてしまったのは、同じく週末を楽しく過ごした帰りのイーサン(ホアキン・フェニックス)の息子だった。ドワイトはそのまま走り抜け、隠すように過ごしてしまう。悲しみと共に轢き逃げ犯を追うイーサンは、警察の捜査に業を煮やし弁護士を雇うが、その担当弁護士こそが、ドワイトだった。
常識的にドワイトがいけないのは明らかなのですが、犯罪って本当にちょっとした魔がさした選択で堕ちてしまうのかもしれません。
正直、キャストを活かすに足る脚本とは言えず、弱すぎ物足りなさすぎと感じましたが、狭い地元の世界の中で繋がっていく関係にはドキドキしました。
それぞれにほとばしる感情の演技シーンはあって、それは やっぱり流石だったな。
で結局男2人ともアメリカ人っぽいというのが、個人的感想です。ガッチリ共感はできませんでした。
ラストシーンこそが、漸くの歩み。
娘、子役期のエル・ファニング!
原題の「Reservation Road」は単純に事故の起きた道路名のようです。