サイコパス老婆の恐怖と気持ち悪さ。
観終わるともうそれに尽きる。笑
男女の若者グループがテキサスを訪れ…というフォーマットは『悪魔のいけにえ』。
前半は若者たちのポルノ映画撮影を通したエロティック描写。
ヒッピー文化っぽい、性に開放的な70年代の風潮がよく伝わってくる。
ただ彼らは仕事熱心だし、キャラはそれぞれあれど、ごく健全に見えた。
後半は転調してホラーパート。
ミア・ゴスの一人二役は噂に聞いてたけど、知らなかったら絶対気づかなかった！
パール婆さんの若さへの執着や性欲に唖然。
痛々しいと同時に、爺さんとともにシュールで笑えた。
老夫婦のベッドシーン、キ、キツい〜！w
この辺りは強烈なオリジナリティがある。
そこが本作のアートのような気がする。
ヨボヨボだからって侮っちゃダメ。
いろんなバリエーションでサクサクとグロく殺されていく感じは『ファイナル・デスティネーション』シリーズみたいでもあり。
ラストの展開はスカッとしつつ、あの人の言葉になんとなく一抹の不安も…。
なんと3部作とは。とりあえず『パール』も観よう。
p.s. 公開されるやスティーヴン・キングも大絶賛したということだけど、『シャイニング』オマージュのシーンも含めて？キューブリックのことちょっと認めたかな笑
