「ダチの遺骨と旅に出た」
原作:平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』
なんと言うか、大きく心が動くとかはなかったし、おもしろかったとも言い切れない。ただ、この映画を観たという事は忘れないと思う。
観終わった直後というより、あとから余韻が押し寄せてきて効いてくるタイプ。どのジャンルにも属さない、ジャンル『マイ・ブロークン・マリコ』という感じ。
原作未読なので、たぶん掴みきれていない部分や、ん?となる展開もありましたが、とにかく主人公・シイノを演じた永野芽郁が素晴らしい。
こんな声出せるんだという驚きや喫煙シーンなんかもあり、今までに見たことのない永野芽郁の新境地を見れた気がして、それだけでも十分に見た価値ありでした。奈緒、吉田羊、窪田正孝もさすがの仕事ぶり。
弔い方は人それぞれ。
※結構レビューに迷う作品だったので、とりあえず思ったことを書きましたが、また書き直すかもしれません。いろいろと補完するためにも原作漫画も読んでみようと思います。