kura

犬も食わねどチャーリーは笑うのkuraのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

「コメディだけど怖いんです、いい意味で」

期待が高まるタイトルバックのシーンは好きだし、決してつまらなくはないです。

ただ、気になった点として
・要らない要素が多く、もっとシンプルでもよかったのかも(もう少しコンパクトにできたのでは?)
・伏線が若干くどい
・同監督『箱入り息子の恋』と同様、唐突すぎる展開や監督のクセのせいで、メッセージが素直に入ってこない

まぁ終盤までどこに着地するかわからない感じは惹き込まれて面白かったし、この作品のおそらく一番伝えたいことが詰め込まれたラスト15分は見応えありだと思います。(カオスではあるが、振り切り具合込みでここは嫌いではない)
しかし、看過できない部分が強すぎるので、迷った挙句このスコアになりました。好き嫌いというか、合うか合わないかみたいなものはかなりわかれそう。
岸井ゆきのさんは最高に良かったです。

主題歌:never young beach「こころのままに」

"本当にそれでいいの?“

"私、いい意味でって苦手なんです。ほんと都合のいい言葉だから“

"いい意味でってなんなの?私、ほんとにそれ嫌い。何でもかんでも自分の都合に合わせていい意味にしないでよ“
kura

kura