自己満足点 74点
(やや短文感想)
"早撮りの城定"と称される城定秀夫監督が手掛けたカルト宗教映画。
常に年3~4本という異常なペースで撮りながら殆どが一定以上のクオリティを作りますが、今回もそれを証明してくれたのが嬉しいです。
前半は無人島に少人数という閉塞的なコミュニティで徐々に関係が変化していく様が見られた一方、終盤の場面はほぼ和製ミッドサマーと思わせる儀式シーンがあり、軽快な音楽と共に狂気さを感じました。
今回は性描写が出てきますが、監督がピンク映画出身だからか結構エロチックでした(笑)
R15指定ではあるものの、よくR18指定にならないギリギリのラインで撮っていました。
ちなみに今作のカルト宗教は、今世間で騒がせてる某宗教よりはオウムや日本赤軍に近いものでした。