やっぱりやっちゃう… 見比べちゃった編。
本作は、ストーリーが順を追ってることと、背景となる事件のセンセーショナルな描き方、やっぱり時代なのか音楽も含めて、単純に解りやすかった。
でも唸っちゃうのは、派手じゃないストーリーと、あれだけのキャストの数に"意味"と"魅力"を持たせられたこと。
クリスティ、頭良すぎか!って、今さらか。
特に面白いと思ったのは、ラストに受ける感情の違い。
雪から脱出する新しいスタートの1974オリジナルと、犯人を翻弄するイメージが強いポアロが揺れちゃうエモい2017ver。
監督の持つ世界観の大切さを痛感した気がする。