風刺やメタファーをホラー映画に落とし込むのが得意の注目監督でお馴染みのジョーダンピール監督の新作「ノープ」
「ゲットアウト」は特に好きで2回目観ると印象違くてブラックジョークというかセンスをより感じられてなお良かったと言いますか、
特に夜中に猛ダッシュしてカットするシーンとか意味がわかると怖い系だけどなんか笑えるし求めていた力によって蹂躙されるところが皮肉で面白いという。
この監督の作品はメタファーなのかそうじゃないのかが微妙なラインで観客が勝手に拡大解釈しそうで議論は尽きませんが
本作は概ね良かったですがもう一回観ないとなんとも評価しにくい作品でしたね。
伏線というかメタファー的なところの繋がりが分かりにくい部分もあり一発でスッキリと出来る感じではないかもしれませんでしたしもっとホラーを期待していた分怖いけどそれほど怖くない様な感じでしたね。
ただ、猿も出てくるアレも本能的に動いているというか利用されて怒ってるのかなんなのか、馬もメタファーなのかとか
まぁよくわかりませんがあの砂漠にアレっていう、ロケーションはほんと最高ですし音楽や映像、妹のキャラやハラハラ感などある意味あんまり考えずに楽しむのが正解なのかも知れないすね。
なんか最近ホラーばかりだな、夏なのを良いことに