アギゴン

川のながれにのアギゴンのネタバレレビュー・内容・結末

川のながれに(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

(記録のみ)


那須塩原が舞台。
幼い頃、父を事故で亡くして母と二人で生きてきた青年 君島賢司。
その最愛の母を病で亡くし、心に痛手を負う。
那須塩原市を流れる「箒川」で、SUPのアウトドアガイドをしている賢司。1人になった今、自分の生き方を振り返る。周りには様々な思いを抱え生きている友人達。生前母が賢司に「自由に生きなさい」という言葉が頭を巡る。そんな中、7年間世界を旅してきた女性森音葉との出会いを経て、自分の生き方は、ただ流されているだけなのだろうかと疑問を持つ賢司だったが…。


一言で言えば「ヒーリングムービー」那須塩原の箒川の美しい川の流れと、風景に心が癒されます。
主人公の君島賢司もどことなく影を持った青年で、硝子の心を持ったような青年という感じで、そこが彼の魅力なんですね。モテるんですね〜。本人は全然意識してないのに…。自然の美しさと彼の儚げな佇まいがとても合っていて、
心がちょっと乾いた女子には、この「癒し」ちょっと堪らないかも😉。ギンギラギン男子よりも、さりげない優しさと、ちょっと影のある寡黙な男性に心が動くことってあるよな〜。
賢司だけではなく、彼の友人や仲間、出会う男性陣もとても魅力的でした。

マイナスイオンを感じたくなった時、また鑑賞してみたい作品でした。
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