まず前談として、
僕はさかなクンが凄く好きだ。
さかなクンが好きなだけで、魚が好きなわけではないし、さかなクンが好きで、魚も好きになった。という訳でもない。
さかなクンという人間が非常に好きなのだ。
さかなクンが、「お魚を大好きな所」が好きだ。
"博士"や"研究会""マニア"を語ってテレビに出てくる人は、どこか"偏愛"や"思想"みたいなものを感じる。今風に言うと「どっかでマウントを取ってくる」みたいな所も感じる。
しかし、さかなクンは「好き」というそれだけで、変な押し付けがましさもなく、ただただお魚の良さを必死に全身全霊で伝えているところに凄く好感を持っている。ちゃんとお魚を誰よりも食べるところも好きだ。
ちなみに、さかなクンのエピソードで1番好きなのは、
通常国会に意見陳述で登壇した際に、「さかなクンの帽子は、品位、礼節に欠いたものにはならない」と各会から賛成を得て、議員規則の特例を作ったこと。
そんなさかなクンの映画。
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基本的にコメディで、状況を説明するセリフは少なく、描写だけで色々なストーリーや時間の経過垣間見えるような作りが秀逸。
そして、何故か笑えるシーンなのにどのシーンも優しい気持ちになって、じんわりと涙が出てくるような作品でした。
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のんちゃんは性別を超えてさかなクンを演じていて、物語もフィクションであろう部分やファンタジーも多いのに
こんなに"さかなクン"を表した作品はないし。
だからこそ"ずっと好きでいること"の大事さをこんなに感じる作品だった。
「うまく行かないときも、好きなことはずっと好き」というキャッチが刺さる。
本当に大好きな映画になりました。
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前談の話でいうとムツゴロウさんもそうなんだけど、スキンシップの仕方がちょっとキモかった。
