2023年 59本目
さかなクンがタレントとして認知される迄を描く物語。
他の子とちょっと違う魚が大好きすぎるミー坊を、ずっとそのままで良いと受け入れ続ける母親(井川遥さん)の愛情の深さが先ず。
ミー坊の為に夫と別離千葉に引っ越したのかと想像する。
後は出会っていく良い人達。
コメディにしネガティブには描かない作り手側の優しい眼差し。
は、分かるけどちょっと正直物足りないかなぁ。
と書く事も野暮だと承知で。
純粋で好きなモノ、コトに出会え、好きでいつ続けられれば、誰もが良い親、仲間に出会えて成功する訳ではなし。
もっとファンタジーに振り切れば、現実味がなくなる話しにしかならなくなるのか?
こう素直に受け入れられない心の捻れた自分が見えます。
井川遥さんのサンマを頭から食べるシーン。印象に残る。
後、母親を含む家族が魚苦手って実話なのだろうか?だとすれば親の愛情の凄さよ…
139分という長さを感じさせない面白さはありますよね。