note-director, actor, and music
監督、モンゴルでは巨匠?
脚本おもしろい。照明お上手。
撮影、なんともいえない質感で、デジタルっぽくない。
70年代の日活か東映かATGっぽい。東陽一監督と、アキ・カウリスマキ監督を足したような懐かしさと、構図のシンプルさがたまらん。
歩きのバックショット多用で、主人公の心情を想像させられる。
長回し多用、大事な話はバックショットなど、カット割りがベテランっぽい。
ストーリーの展開がベテランっぽい
。
女の子のセリフすごい少なくして、
オーナー女性は、人生の教訓セリフ多くして、奇妙な友情が成立している。
草原を車で走るシーンの車内のカットバック、目線の位置がカメラ目線より後ろにずらしているカットが数箇所あって、いい味出していた。
あれはマネしよう。
花とゆめっぽい少女漫画っぽさもある。
そうかと思えば、バナナの皮で転ぶオープニングがポップでかわいいし。
なんといっても音楽!めっちゃシューゲイザー。音楽だけすべてえらい90年代だ。
マグノリアというモンゴルで超有名なバンドらしい。
ボーカルのおにーさんバスの中で歌っている画がサイコーだわ。
でも、レコードはピンク・フロイド笑。
俳優陣、主人公の女の子、めちゃかわいい。登場した時のダサすぎる姿で、もうだんだんかわいくなっていくのが読める。
オーナーの女優さん、まちがいなく名優だろう。
モンゴルの俳優さん、演技めちゃうまいな。(と、TBSのドラマ見た時も思った。日本の俳優陣の中に入ると、ひとりだけ国際基準で浮いていた)
初モンゴル映画、レベル高かった。