このレビューはネタバレを含みます
この作品も原作と旧劇場版が大好きという前提で観ると
・美夜子の「千里千年を…」の決めゼリフがない。あれがカッコいいのに。
・スネ夫がジャイアンに「オマエ」って言うのが違和感
・石ころ帽子じゃない。
・メデューサが怖くないし、その設定いる?
・美夜子の魔法がとけて残念がるドラえもんとそれに謝る美夜子。そこは喜んでおこうよドラえもん。
・声優じゃない人の演技がやっぱり下手
などなど。壮大になった分、SF(少し不思議)感が減ったと言うか。情報量が増えて、一番伝えたいことがボヤけてる感。
リメイク版全体に言えることだけど、やっぱり思いやりが足りないし、自己中心的だし、なんか意地悪がほんとに意地悪なだけだったり。
原作や旧劇場版では、なんだかんだ根底にはみんな仲良しで信頼関係があるってのがあるからこその言動っていうのがわかる表現だったけど、シーン単位で観ると冷たすぎたり、ぶっきらぼう過ぎたり。
あぁ、キャラとしての性格が違うから、これはもはやオレの知ってる彼らではないんだなと、寂しくなりました。