しょうちゃん

ザリガニの鳴くところのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
4.0
2022年47本目の劇場鑑賞。
令和185本目の劇場鑑賞。

日本でも話題となったディーリア・オーエンズの世界的ベストセラー文芸ミステリーをリース・ウィザースプーンが製作を務めて映画化。

アメリカ南東部の湿地帯を舞台に、
ひとつの殺人事件の謎に包まれた真相を、
容疑者とされた少女の過酷な生い立ちと淡い初恋の行方とともに美しい映像で描き出していく。

子供の頃は、
池にザリガニ釣りによく行ってました。
何回かハサミに挟まれたことがあります。
指から血が出るくらい痛すぎるのでご注意ください。

原作は未読。
タイトルの“ザリガニの鳴くところ”は、
誰もが内容よりもザリガニは鳴くのか?と気になること間違いない。
ヘンテコなタイトルである。
舞台はノースカロライナ州の湿地帯。
湿地帯の森に暮らす女性カイアが主人公で、
とある事件に巻き込まれて容疑者として追及されていく姿が描かれる。
ネタバレ厳禁な作品なんだが、
言えるのは、
タイトルのザリガニは特に重要ではいこと。
少女時代の“カイア”がいかなる厳しい状況でも、
自分を失わずに生きようとする姿は涙なしには見られない。
美しい湿地の自然風景の描写が素晴らしく、
この木なんの木みたいな大木も登場。
亡くなったチェイスの殺害容疑をかけられるカイアだけど、
彼女に酷いことをするチェイスは死んでも仕方ない。
ラストの感動的からのオチには驚いて、
どういう感情で観たらいいのか困ってしまう。
ミステリーのドキドキ感よりの、
デイジー・エドガー=ジョーンズの見えそうで見えないおっぱいに、
やきもきさせられる。
しょうちゃん

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