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シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけのtenのレビュー・感想・評価

3.3
2作目の制作に日本が噛んでるの知らなかった。
さっぱり理解のない国が関わることになんか意味でもあったんだろうか。
ほぼ異国で話が展開するから日本のシーンめちゃくちゃ少ない上に、普通に「外国人が想像する日本」だったので、不思議な感じ。
OPがなんか日本っぽいのかな。アニメ!コスプレ!的に。

2作目は1作目を見ていること前提で進む。
見てないともともとの人間関係がさっぱりで辛いかも。

相変わらずマチアスはデリカシーがなさすぎる。
今回の方が酷い気さえする。
本当にこの人は偏見があるとか以前に、ただただとんでもなく無礼なんだよ…。
と、ガンガン言ってくれる仲間ができてよかったよね。
LGBT表現を「古い」ってばっさり切ってくれるのもいい。
いい人なとこはいい人なんだけど。

セドリックがちゃんと仲間のままでほっとした。
今回この家族の存在と、LGBTQQAAIP+の人たちが登場してきたのが大きかった。
どこの国でも性別でも、同じようなことで揉めるんだ……と親近感を抱く。
団結は民主主義の世界でマイノリティが権利を勝ち取るためにせざるを得ないだけであって、別にしなくても何不自由なく権利が得られて守られるなら無理してしないよね。
差別はマジョリティがするものでマイノリティは何言ってもいい、的理論は案外あちこちで見聞きする気はする。
前回はイマイチ影が薄くて、あんまりよい印象にならなかったベルトランがめっちゃかっこよくてよかった。

ラストでちょっと『ショーシャンクの空に』を思い出した。オマージュ?


エンドロールを見終わって、最も衝撃だったこと。

この人たち、全く水球してない…!!!
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