シャトニーニ

ミッション:インポッシブルのシャトニーニのレビュー・感想・評価

4.0
現代スパイアクションの金字塔。
諜報機関IMFのジム・フェルプス率いるチームがプラハでの任務で壊滅的打撃を受け、メンバーの若き工作員イーサン・ハントらは自らの濡れ衣をはらす為、罠に陥れた黒幕を追う為に世界を駆ける。

映画より有名な「テーンテンテンテン」、このテーマ曲といえばこの映画。
とりあえずとりあえずトム・クルーズが若い!短髪!そして豪華すぎるキャスト勢。ジョン・ヴォイト、ジャン・レノ。濃い!
エマニュエル・べアールという早熟天使。
個人的に一番尊敬するヴィング・レイムス演じるルーサーは続編でもしっかりサポートしてくれるが初登場シーンこんな所だったんだなぁ(関心)

老匠デパルマ監督によるこだわりのカット。アクションにひけをとらない前時代スパイ映画独特の駆け引きのスリリングさ、今ではみられない地味な頭脳戦まで含めて、凄く好きです。
爆弾ガムやグーグルレンズみたいな眼鏡はさておき、ガジェットもパソコンも90年代、古い時代のスパイのオッサンたち大変だったんすね!いまなら指先でぱぱっと済んでしまうのを、昔は飛行機乗り継いで電話で連絡もしなければいけなかった輸入業のおじさんのお話を思い出しました。

ラングレー(CIA本部)のセキュリティ厳重なコンピュータルームにロープ宙吊りで侵入なんていま考えても無謀すぎるし、ラストのTGVとヘリのチェイスなんて男の子が好き過ぎる展開、どういう発想だよトミカで遊んだのかよ(笑)

ともかくこの映画のパロディもコントでみせてくれた志村けんさんのご冥福もお祈りします、RIP。