シャトニーニ

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズのシャトニーニのレビュー・感想・評価

3.9
チップとデール〜マルチバースオブマッドネス
『久々にワロタ
こういう実写とアニメで遊びまくる映画沢山あったのが昔のディズニーなんだよな
新参はトイストーリーしか知らないから困る』

ロジャーラビット!(挨拶)
どうもシャトニーニです

チップとデールのレスキューレンジャーズから早30年、かつて名コンビ(というか映画の中の劇中映画の俳優二人)だったチップとデールが、メタな世界で暴れまわるというその発想がなさすぎた快作。もうアホかと!
ディズニーのやっちゃいけないスイッチ全押しみたいな、ファンは見たくないようでめちゃくちゃ見たい映画となっています。
似たテイストでいえば『デッドプール』とか『ビルとテッドの大冒険』シリーズみたいな、本来Dの世界でやれるわけないメタバース。

実写とアニメの融合はメリー・ポピンズなどでかなり昔からありますが、この映画はそんな垣根を越えるどころか大気圏突入しちゃってるヤバさ。ところどころ3DCGになっていたり、もう2次元や3次元どころじゃない、異次元アニメすね。

レスキューレンジャーズのメンバーといえば、しっかり者チップとお調子者デール。優しき力持ちのモンティ、「お前喋れたっけ!?」のジッパー、おそらく全世界のケモナーや細田守、作業着フェティシズムを開発した業の深きネズミ少女ガジェット。(もうかわいい、かわいいぞ!しかも冨永みーなさんの声だし)

久々の再会の裏で、次々と消されていく仲間たち、渦巻く陰謀、そしてヴォルトロン。。。おっといけね、小ネタも沢山!ネタバレはしたくないので是非ご確認ください。

一番驚いたのは、そのニュースみたときにリアルタイムでキモいと思ってたあのゲームヒーローがまさかの登場!二度と会えないと思ってた、というか活躍してるし!?めちゃくちゃだ(笑)それだけは拾うなよディズニーさんよぉ!!!(もちろん褒め言葉として)