イベリー子豚

哭悲/The Sadnessのイベリー子豚のレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
5.0
「ヤバい。エグい。ゲスい。」
「これはSNSでジワジワと火が着いて、なんだかんだホラー史に大きな爪痕残すヤツ」
「『哭声』とは国もストーリーもベクトルが全違う」
「『新感染』であり『アイアムアヒーロー』であり『マーズ・アタック!』で『アレックス』で
【ジェームズ・ワン】である」
「圧倒的血しぶき!怒涛の体液!肉体破壊!
肉片・内臓・粘液のだんじり祭!」
「殺し方の激バリエーション」
「ぼんやり出来るのは最初の10分だけ」
「こんなにエロくてグロくてイカれてるのに
ヒロインがめっちゃ可憐で、しかも
チラっと出てくる台湾グルメ(餅?)が旨そげってのが
もう頭オカシイ(最高でしかない)」
「ザッピングで少し映ったモノクロのキッズアニメですらメチャクチャ面白そう」
「3Pははじめてだな。久しぶりにギンギンだぜ」
「明滅シーンは【開始前の制作クレジット】と
ラストの【タイトルバック】だけだよ」




これは超・問題作。

作った人間も出演者も観てるお客も、全員変態。

その上
高評価までつけてるようなイカれ野郎は
性癖もアブノーマルな倒錯者で
社会不適合者に決まってる。

「生まれてきてホントごめんなさい~
靴舐めればイイですかペロペロ~
あれ、なんだか気持ち良くなっちゃった~うっふん」レベルの救いようがないアホウです。


まず
徐々に精神を汚染するようなゾクゾク系、じゃない。
フィジカル全開・物理攻撃オンリーの衝撃作。

食後にも食前の鑑賞もオススメ出来ないし
アブノーマルな性癖のない恋人との
ファーストデートでは絶対に観てはいけない
表面張力限界の地獄絵図。

コロナ禍をこんなデフォルメするのは
情操教育に悪影響でしかないし、とにかく不健全。


マジで台湾映画が始まってますわ。シビレました。


【パンデミック】に【パニック】に『バトル・ロワイアル』のアンサンブル。

いやはやいやはや
ゾンビってジャンルは
まだまだこんなに進化、フュージョンが出来るんですね。


さぁて
後はネタバレ厳禁なので
ご自分の【眼】でお愉しみ下さいませ……。

にしても直美ちゃんのルーツが台湾って
やっぱ分かんだねぇ。