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聖地には蜘蛛が巣を張るのmtのネタバレレビュー・内容・結末

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

パパはシリアルキラー。

名言
シルテムエラーは直りました。

TOP
娼婦の身支度風景。バックショット。

END
取材のビデオ映像。
無の表情の死体役幼女。バストショット。
枕元に少年の足アップ。指ギュッとなる。


○お話の展開感
前半サスペンス。
生々しいギリギリの殺人風景で引っ張り。
後半法廷劇。
判決の行方で引っ張り。飽きない。

○オープニングシーケンス
犯人の殺人風景の一連を見せてから、
荒野から夜の街の遠景。
街の光を蜘蛛の巣に描き、タイトルイン。
オサレ。

○夜のネオンのルック
緑の光に照らされる夜の人物たち。

○終わらせ方
粒子の粗い手持ちビデオの取材映像
父の行為の再現をする息子。
死体役をただ遂行する娘。
ギラついた男の子の眼。
無表情の光のない女の子の眼。2人の対比。

○前半サスペンス
犯人の素人感あふれる一連の浄化活動。
ベタなハラハラドキドキ展開を
至近距離の手持ち撮影。アップだらけ。

○ドタバタの素人犯行現場シーンたち
犯行直後に妻帰宅。
妻との行為中に、死体がチラ見え。
重量級の相手に泥試合。
重量級がバイクに乗せれない。

○後半法廷劇展開
ガチで無罪になるのか?
判決がお話の推進力で逮捕後も飽きない展開

○犯人のキャラ
メンタルやられ始めの良きパパ
からの殺さないと眠れないパパ
家庭から殺人がシームレスで自然。


●主人公が弱い
行き当たりばったり感が否めない。
テープ音声だったり、
被害者コミニティだったり、
もっとロジカルに立ち回って
聡く、爽快に対決して解決して欲しい。

●イスラム圏文化が感情移入し辛い
遠い国の出来事感が過ぎる?
もっと身近な、ちょっとした生活内の要素。
共感できるミソジニー要素もあれば、、、
ヤングプロミスウーマンとか、
ラストナイトインソーホーとか?

●子役にあんな芝居をさせて良いものか?

●戦争、殉教者、のくだりが謎

●ラストの鞭打ちと絞首刑が謎

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