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ゴールデンカムイのcanaのレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
4.1
原作ほぼ未読だったこともあり観る予定なかったけど、普段マンガ実写化には厳しい原作厨の同僚がこれはかなり良かった!と言っていたので気になり鑑賞。

想像以上のクオリティ!
まず映像がすごい…!
熊とか狼とかはCGなの?!めっちゃリアルで怖かった。
北海道の雪景色も澄んだ空気もしっかり伝わってくる映像美。
途中で「レヴェナント」かな?と思ったくらい…。
お世辞なしで洋画と張れるレベルでは?!(制作幹事のWOWOWの力?)

展開や場面転換はテンポ良く、でもアイヌの人たちの動物との関わり方、食べ物、生活についてはNHKドキュメンタリーばりにしっかり丁寧に説明してくれてかなり好感が持てました。
ごはんも全部おいしそうだったな〜

山崎賢人は実写化ばかりに出ていると皮肉られることが多いですが、その経験も重ねてきてなのか過去一くらいの安定感だったし、山田杏奈のアシリパも変顔含めかわいかったです笑
オソマのくだり多くて笑った💩
似たような服装の登場人物が多いので漢字で名前出してくれるのも原作未読民にとってはすごくありがたかったです。

戦場シーンはキングダム2、小樽での見応えあるアクションはるろ剣を彷彿とさせて迫力あったしかっこよかった…!
(その2作より全然ワイヤー感なかったし)
とくに玉木宏と舘ひろしのWヒロシがかっこよすぎる!
とくに鶴見中将役の玉木宏は原作者の野田先生ご指名だったそうですが、鬼気迫る演技に見入ってしまいました…!

るろ剣、銀魂、キングダム、東リべと大人気漫画の実写化では右に出る者はいないクレデウス制作、そこにクオリティ定評のWOWOWと原作版元の集英社が委員会幹事。
もはやマンガ実写化という枠を飛び越えて、こだわりと本気度を感じるエンタメ大作でした。
兎にも角にもおもしろかった!!
原作だとまだ3巻分とのことで、まだ壮大なプロローグだと思うとわくわくします。
原作も読むぞー!

エンドロール中、一番最後にも映像ありなのでどうぞ最後までACIDMANを聴いてください。
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