cana

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のcanaのレビュー・感想・評価

3.6
大山ドラ時代の映画は本当に好きで何度も観ているのですが、藤子・F・不二雄が亡くなって以降の作品は明らかにそれまでのものとは何かが変わってしまって、そこからはほぼ観ていなかった…

そんな私が妹と姪っ子と甥っ子と久々すぎるドラえもん映画。
それなりに楽しめました〜!

それぞれが楽器を選んで(選ばれて)段階を踏むごとにレベルアップしていくというゲームっぽい設定や、〝ファーレ〟で〝ノイズ〟と戦う流れも今っぽいなぁと思いつつ、変に過去作を改変されるより、これくらい現代に合わせたオリジナル全然良いと思った。

ミッカもチャペックもすごく可愛らしかったし、ひみつ道具にまつわる伏線回収もなるほどーと楽しかったです。
姪っ子甥っ子もそのあたりで興奮していた笑

あと音楽が主題になっているだけあって、劇伴がすごく素敵だった。
作曲・演奏・歌に服部隆之、栗コーダーカルテット、石丸幹二などが参加していて大人の耳にも豪華なメンバー。
そしてVaundyのエンディングがめっちゃ良かった!!

終わった後、姪っ子7歳が入場者プレゼントのドラえもん原作マンガを夢中で読んでいて、うれしくなりました。
コマの読み方わかる?と聞いたら全然わかると。
子どもと映画観ると、自分の凝り固まってる主観も変わるし許容範囲も広がるので良きですね。
cana

cana