森の中のキャビンで休暇を過ごしていた同性カップルのエリックとアンドリュー、そして養女のウェンの家族。ウェンがバッタ捕りに勤しんでいると、キャビンへ見知らぬ大男を筆頭に4人の男女がやってくる。彼らは手にした武器でキャビンに押し入り、エリックとアンドリューを縛り上げると2人に想像を絶する選択を迫ってきて…な話。
うーん、勿体無い。というのが正直な感想。風呂敷広げるのは得意だけど畳むのが下手くそな昔のシャマラン監督に戻ってしまった印象。
キリスト教圏ならば当たり前だろうと思われる知識やモチーフでも、日本だとなかなか分かりづらい。それが答えだ!と提示されてもインパクトが薄く、前作の『オールド』のようなカタルシスが得られなかったのは残念。
個人的にはカップルにもっとしっかりと選択について話し合って欲しかった気はするものの…子役がいたから難しいか。ウェン役の子はとてもいい演技をしていたのは良かった。