社会のダストダス

海上48hours ―悪夢のバカンス―の社会のダストダスのレビュー・感想・評価

2.7
『海底47メートル』みたいなタイトルのサメ映画の新作で、監督があのジェームズ・ワン…いやジェームズ・ガン?…え、ジェームズ・ナン?!紛らわしい。

普段サメ映画を全然見ない私も今年は『ノーシャーク』(マジで出ない)に続き2作目。邦題の元ネタであろう47メートルは2作とも未見ながら、本作はそちらと同様に真面目なサメ映画の模様?確かに作中でサメが吠えなかったし、頭は一つしかなかったし、タコの足も生えてなかったし、空も飛ばない生物学上のホホジロザメが登場していた。

ストーリーはパリピの陽キャどもが盗んだ水上バイクで沖合に遠乗りに出たらサメに遭遇するというのが話の“全貌”です。今の一文で全てネタバレしてしまったので、他に書くことが無くなってしまった。

サメ映画のわりにはサメの登場シーン多めだった気がするので、パニック映画としてある程度のスリルは担保されていたと思う。何年か前にも全く同じようなサメ映画を観た気がするので、ストーリーは擦り切れた定番なもの。よって、この手の映画は冒頭のパリピどもの狼藉などから、死んでいく順番とかを予想しながら観るのが楽しみになってくる、今回はピタリ賞でした、ただの自己満足ですが。

サメちゃんも1日にあれだけ人間を食せばお腹いっぱいになりそうなものだけど、食欲じゃなくて使命感で狩りを行なっているように見える。サメ映画といえば水着のお姉さんだけど、本作に出てくる人達はあまり好みでは無かったので少し減点対象です、男などさっさと餌になればよろしい。