『一秒先の彼女』のリメイク作品。
日本版では舞台が京都で、デートの予定は花火大会の1日。男女を逆にした事で生じただろう諸々の設定変更に違和感はなかったし、場所を京都にしたことで色々上手くいってる感じがしたから、とても綺麗にリメイクしたなぁという印象を持った。
人よりワンテンポ早いハジメと、人よりワンテンポ遅いレイカ。写真撮影では必ず目を瞑ってしまうハジメと、人物撮影が苦手なレイカの組合せだから、写真における相性は良いんだろうなと思った(笑) あんなに綺麗に目が開いて笑ってる写真、ハジメは持ってないんじゃないかな～。
消えた1日は、早いから良いわけじゃなく、遅いから良いわけでもない人たちへの、神様からの粋な計らい。もしくは帳尻合わせ。でも、早いことを活かして生きてるわけじゃないだろうハジメにとっては、何で？！って感じしかしないだろうなぁと思う。真実を知ったらめちゃくちゃ文句言いそうな気がするし(笑) ただ、レイカにとっては、この日があったから生きてこれたという2度目の日になったんじゃないかなと思った。だからふたりが“ちゃんと”出逢った時、やっぱり今回も、沁々と良かったねぇと思えた。
オリジナルから大きな変更がなかっただけに、新鮮味というか、新たな何かというのはなかったけれど、でも楽しく観られはしたな。個人的には花火職人が好きだったよ(笑)🎇
#お家映画_26
