ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏が、自身の毒殺を企てた者をチームと共に探る様子を描いたドキュメンタリー。
数ヶ月前に観ていたのだが、氏の訃報を受け「やっぱりそうなったか…」と心底落胆したので回顧録。
ロシアってやばそう。
プーチンってなんか裏ありそう。
そんな風に心に抱いていた漠然としたものが、目の前で真っ黒な事実として展開されていく。
ものすごい衝撃だった。
パンドラの箱が開いてしまったと思った。
それと同時に、ナワリヌイ氏の恐れを知らない勇敢な行動に涙が溢れた。
ラストで、ロシアに帰国し収監されていく氏の様子は今も脳裏に焼き付いている。
何か諦めのような、でも希望の光も失っていない、そんな目をしていた。
今、その希望がロシアの人民の間に広がってくれていることを心から願う。
我々外国人に直接できることは、そんなにないのかもしれない。
でも、まずロシアという国を、プーチンがしてきたことを知ることが大事かと。
そんな人が1人ずつ増えていけば、もしかしたらいずれ何かの力になるかもしれない。
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