2023.3.18(Sat)
GYAOでサムネに惹かれて鑑賞。
画面の中に描かれているもの全てが唯一無二のシュールさとグロテスクさを兼ね備えていてひたすら気持ち悪くて画面に釘付けになりました。
何か新しいものに触れたときって｢○○っぽい｣って自分が既に知っている何かにカテゴライズしたがるものだけど、この作品は本当に唯一無二で｢○○っぽい｣が思い浮かばない。あえて挙げれば進撃の巨人？？オム族のクロースアップの絶望顔もちょっと似てる。笑
絵本みたいなイラストなのによくアニメーションにしたなと感心しました。さすがにヌメヌメ動いたりはしないけど逆にそれが気味悪さを助長していて作品自体にはプラスに作用していると思います。普通の作り方じゃないのかな？？
序盤から人間の扱いが酷すぎて胸が苦しくなりました。人間がまるでゴミとか菌みたい。アリとか普段人間がそうやって排除している側にとっては人間がドラーグ族みたいに見えてるんだろうなと思いました。
人間対別生物っていう構図に限らず、自分(たち)とは違うカテゴリーに属するものに相対したときに、排除しにかかるのではなくて、いかに共生するかを模索する方が、結局自分(たち)のためになるんだなという因果応報の教訓話。
オチもなるほど〜となり、すごいもの観たな...としばらくフリーズしました。
