2023.3.23(Thu)
名作としてよくタイトルを見かけていたので鑑賞。
序盤まではよくある戦争映画だなと思ってあまりのめり込めず観ていたんだけど、内輪もめから始まり民間人に対する扱いの下劣さとか、ジャケットにもなっている例のシーンとかで見入ってしまいました。あのポーズとってるのは主人公じゃなかったんだ。
皆それぞれクスリやったり酷いことしたりしてて完全に清い人はいないものの、むしろそうでもしないと耐えられないというかそうならざるを得ないんだろうなという凄惨さがヒシヒシ伝わってきました。
ベトナム戦争に限らず戦争で駆り出されるのは名も無き人ばかりで、皆がみんな愛国心に溢れてるわけじゃないし、その人たちに対する扱いも酷いものなのに、その人たちの働きが国の歴史を作ってるってなんだかなぁと複雑な気持ちになりました。
戦争なんてするもんじゃない本当に...。
総合的には名作として名高い割には...という感じだけど、観る価値はある作品。