聡実くーん、カラオケ行こ!
人生とは、巻き戻しのできない映画のようである。
その中で、誰かに何かを与えることで愛することを知るような、輝かしく尊い一瞬は、本当に現実に起こったのものなのか、区別がつかなくなるかもしれない。
しかし、確実に、2人の中にはかけがえのないものとして残っている。くちゃくちゃの名刺という形かもしれないし、刺青という形かもしれないが。
いい映画だった。笑顔になった。何回も笑った。
流石、野木さん脚本。
くれないだー!!!
ムービーウォッチメンの課題映画かつ、時間が空いてなかったら観る予定なかったが、観てよかった。
山下監督作品は久々。間を使ったテンポとカラオケとコメディの相性がよい。原作未読だが、映画での演出がなせるところでは。
紅ってのも絶妙な選択でいい。コメディになりやすい。
綾野剛と斎藤潤が本当にいい。
面白いし、いつまでもこの2人を見ていたくなる。
エンディングテーマも良いですよね。
合唱に近い形をとっているリトグリが歌う紅は、まるでこの映画そのもの。