新年初映画！いいものを観ました！！
狂児と聡実くん。ふたりの関係性に萌え散らかしてました…正直見終わってから、ふたりのことを考えて狂い続けてます これはだめです……素晴らしすぎる
観終わった時にまず始めに抱いた感想は「聡実くんカワイイ…かわいすぎる……」でした。こちとら聡実くんにメロメロなんですよ
ヤクザに怯えるところ、ヤクザに対してもズバズバツッコミを入れていくところ、変声期に悩んで部活との向き合い方にも悩んでいるところなどなど、いろんな面があるけど、すごく等身大の中学生で、その上でのかわいらしさがたまらないです
ベストオブカワイイ聡実くんは、狂児(ヤクザ)の腕にギュッて抱きつく聡実くん。今作でいちばんキュンとしたシーンでした。狂児からの度重なるカラオケの誘いにしぶしぶ付き合っていたと思われたのに、いざ怖い思いをしたときは狂児を頼りにする聡実くん。実は狂児のことを信頼してる。聡実くんの本心が見えたことで、そのギャップに心を撃ち抜かれました。
あと狂児に合うカラオケ曲を考えてきて、それを説明するために狂児のそばに寄る聡実くん。狂児の嬉しそうな眼差しも含めてたまらなかったです
「紅」でこんなに泣けるなんて思わないじゃん…
そもそも音楽をテーマとした作品にすごく弱いので、クライマックスに演奏シーンが入るとグッときてしまいがちなんですが、今作のラストの「紅」、本当に良かった……聡実くんの歌う「紅」、映画史に残る名シーンすぎるでしょ
最初はさすがの合唱部部長、めちゃ上手い。サビの前になるとちょっと不安そうな表情になる。1番サビのハイトーンはなんとか歌い切る。だんだん高音が出にくくなってかすれてきて、それでも必死に歌い上げる。狂児さんの努力を思って、狂児さんとの練習の日々を思い返して、苦しい音域なのも構わず声の限りに歌う聡実くん見てたら、こんなの泣いてしまいますよ…
「紅」でこんなに笑えるとも思わないじゃん…一番最初に狂児が歌う「紅」、めっっっっちゃ面白い。なんかもう演出が最高。綾野剛の歌声も最高。聡実くんの反応も最高。最初の英語詞の部分はわりと危なげなく歌っている狂児。聡実くんも特にツッコむところもないからかチャーハンを頼み始める。ところが次の瞬間の「紅だァーーーー！！！！」の絶妙にかっこよくないシャウトでめちゃめちゃ笑うし、「裏声が終始気持ち悪い」との聡実くん評に完全同意の、なんかフワフワしたAメロ。歌ってる間ずっと面白い。もう大好き
聡実くんチョイスの候補曲の間に一回ずつはさまる「紅」にも笑いました。もう好きなように紅歌えばええやないですか！って心の中でつっこんだ笑
和田くんを見てると、聡実くん以上に「中学生〜〜〜！！」ってなりました。とてもいい味出してる！真面目で合唱が好きで、でも素直になれない多感な中学生。「うーわっ！やらしっ！」がめちゃくちゃ年頃の男の子っぽくて好きでした。あとビデオを巻き戻ししてこの世の終わりみたいに落ち込むところと、卒業式での涙がかわいらしくて愛おしくてたまらなかった きみは本当に部長のことが大好きなんだね…！
副部長中川さんの懐の広さもかっこよかったな
リトグリの歌う「紅」、この映画にこれ以上ないくらいマッチしていると思う。「紅」× 合唱。聡実くんと狂児をつなげる大事な曲と、聡実くんの中学時代を象徴する合唱。聡実くんを構成する２つの要素が見事に合わさった、見事なアレンジの主題歌でした。
新年初映画にして、2024年ベスト映画になってしまうかもしれない…それくらい心動かされました。
