原作が好きなのだけど、歌の場面は漫画では聴こえてこないので、実写映画化にはそこに期待した。聡実くんの紅が聞けて嬉しい。ストーリーもほぼ忠実なんだけど、漫画はどこまでもコメディなのに本作はハートフル寄りに締めに向かっていく。原作のラストシーンに思わず吹き出してしまうあまりにふざけた絵が出てきて、最後までコメディなのに対し、この映画ではほのぼのとしたシーンで終わった。エンディングロールの後にワンシーンあったけど続編作る気なのかな？
キャスティングは文句なし。
エンディングテーマ曲も『紅』のコーラス版なのも良かった。
原作知らずに観たらまた違う感想になるのかもだけど、楽しい映画だった。
