田中泯がチベット仏教僧として出てきてびっくりした。似てる違う人かとも疑ったけど、日本語英語丸出しだったので間違いないと確信。意外なところで日本人俳優を観るようになったなぁ。
物語は複雑さはあるけど、ホラーとオカルト宗教と連続殺人事件がだんだんと一本の筋になっていく感じは面白かった。どんでん返しもやり過ぎず丁度いい感じで楽しめた。
でも一つ気になったのは、殺された女の子や行方不明の女の子たちの情報が壁だかホワイトボードだかにたくさん貼ってあるのに彼女たちの共通点がこの主人公の牧師に言われて初めて気づく警察よ。同じ地区でこんなに女の子が失踪してるのに無能過ぎるどころじゃないくらい割とわかりやすい共通点なのに誰も気づかないって…
もうどうせならいっそ呪いとか魔術のせいで警察が気づかなかったとかにして欲しかった。
その一点以外は結構好きなテイストの映画だったので良しと。
