何と感想を書けば良いかわからないけど、時間の流れ方やちょっと訳ありの面々が、生も死も受け入れながらどうにだって生きていけるのかもなーと思えた作品。生き方もそれぞれ、弔い方もそれぞれ、傷もそれぞれだけど、ちょっとだけ寄り添える赤の他人の隣人がいるのが最後の救いなのかもしれないなーとも。気分が落ちてる時に観ると下手したら号泣してしまうかもしれない映画だった。
しかし、キャストはとても豪華だった。ちょい役ですら、有名俳優たちで、薬師丸ひろ子なんてワンシーンの声だけ。贅沢な使い方だけど良かった。
なんとなく世界観が、「かもめ食堂」とか「めがね」に似てると思ったら同じ監督だったことに後で知ってなるほどと納得した。