U-NEXTポイントを使わねば！前から気になってたやつを鑑賞。
ロッククライミング中の事故で夫を亡くしたベッキー（グレース・フルトン）は1年近く酒に溺れ塞ぎこんでいた。そんな彼女を勇気づけるべく、人気動画配信者として6万人のフォロワーを持つ親友ハンター（バージニア・ガードナー）はあるクライミング企画に彼女を誘う。それは今は使われていない600mの鉄塔に登るというものだった。
これは本当映画館で観なくてよかった…。高いところダメな人は本当ダメ。前半の登ってくシーンがとにかく怖すぎてキン◯マがヒュンヒュンしっぱなし。
そんなとこ登るほうが悪い！ってのはまぁナシにしときましょうや。
めちゃくちゃ綺麗な青空や太陽の映像で高さを表現するだけでなく、軋むワイヤーや錆びついたハシゴ、緩んだネジやボルトといった恐怖を煽る演出が上手すぎる。
鉄塔と若い女の子2人というこれだけの舞台でよくぞここまで詰め込んで、かつ緩急もつけて飽きさせないなぁと感心してしまうほど緊迫感が続く。
高さによる恐怖から、次第に恐怖との見せ方を変えてくるのもかなり上手い。
希望と絶望をすぐに入れ替えてくるのも監督性格悪いだろってくらい面白い。
冒頭のトラックに轢かれかけるシーンと、ハゲワシの適者生存の伏線は皮肉効いてたな。
スッキリしない鬱展開もゾッとしたね…。
さすが『海底47m』のチームが製作してるだけのことはある。
"靴は貸せない"
短時間でさっくりヒヤヒヤするにはもってこいの作品でした。
