しゃび

バーバリアンのしゃびのレビュー・感想・評価

バーバリアン(2022年製作の映画)
3.5
ホラー映画はほどよく適当な方がいい。

適当さの加減がちょうどいいのが、いいホラー映画の条件だとすら思う。煮込み具合が大事なカレーと一緒だ。

厳密であるのがよしとされるミステリーとは、そこが違う。

そして、この映画は加減がちょうどいい。



【ここからネタバレ含みます】



あの怪力女は誰なのか。

なるほど、そういうことか。
ふむふむ。

ん?
で、なんで怪力なんだ?

むしろ、怪力女の背景より、怪力である所以の方が気になる。

なんとなく予測はできるが、だとしても怪力女は生まれんだろう。

そういうのがいい。
全く語らないわけではない。
でも、語りきるわけでもない。

普通に考えれば気になることをなかったことにできる。


ところで。
ぼくは映画に出てくる扉が好きなんです。
扉にはロマンがある。

バーバリアンの扉はなかなか良かった。
本作の扉をについて思ったことを動画で話してみました。

良かったら。

https://youtu.be/RXrFTS0XJyg
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