ホラー映画はほどよく適当な方がいい。
適当さの加減がちょうどいいのが、いいホラー映画の条件だとすら思う。煮込み具合が大事なカレーと一緒だ。
厳密であるのがよしとされるミステリーとは、そこが違う。
そして、この映画は加減がちょうどいい。
【ここからネタバレ含みます】
あの怪力女は誰なのか。
なるほど、そういうことか。
ふむふむ。
ん?
で、なんで怪力なんだ?
むしろ、怪力女の背景より、怪力である所以の方が気になる。
なんとなく予測はできるが、だとしても怪力女は生まれんだろう。
そういうのがいい。
全く語らないわけではない。
でも、語りきるわけでもない。
普通に考えれば気になることをなかったことにできる。
ところで。
ぼくは映画に出てくる扉が好きなんです。
扉にはロマンがある。
バーバリアンの扉はなかなか良かった。
本作の扉をについて思ったことを動画で話してみました。
良かったら。
https://youtu.be/RXrFTS0XJyg