👵🍼2024年68本目🍼👵(字幕)
3部構成になっていて斬新。ドキドキハラハラと感傷のバランスが天才的で、話の広げ方が見事だった。
私は1部の段階で恐怖が最高潮に達し、2部はジャスティン・ロングを楽しむ事に全てを捧げていたので、恐怖よりも笑いにベクトルが向いてパニックを楽しんでいた。3部では 冒頭からは想像も出来ない強烈な世界を見せられたので、胃がどんよりしつつも予期せぬ展開からのあの謎の爽快ラストまでの流れがとてつもなく気持ちよかった!
ジャスティン・ロング以外考えられないキャスティングに何度も笑みがこぼれたし、ジャスティンがパニックに陥るだけで何故こんなにも込み上げる面白さがあるんだろう…最高にハマり役。
「ジーパーズ・クリーパーズ」で魅了され、「Mr.タスク」では虜になり…そんな状態で本作を観たらもうたまらないね。
ビル・スカルスガルドと女性のふたりシーンが長めなので、てっきりジャスティン・ロングがホラー的要素を含むのかと思ったら、思わぬ流れで二重の意味で楽しめました。
いい加減にも程がある不動産屋に加え、地域も相まってか呆れるほどの無能警察。外部の人から見向きもされないあの荒れた土地の謎。話のピースが繋がっていく面白さが近年のホラーではずば抜けていました。
ビル・スカルスガルドの扱い…と残念に思っていたけど、ジャスティン・ロングもそれを上回る強烈なインパクトを残してくれて流石過ぎる。
表面的な要素だけでなく、ジャスティン・ロング演じる男の保身のズルさが生かされるあのラスト、超絶好き。
それにしても地下室は不気味で背筋が凍る。心霊とはひと味違う雰囲気だけど、十二分に恐ろしさ感じたのと 「学校の怪談 春の呪いスペシャル」から「アサギの呪い」を思い出してしまって、幅広い恐怖を味わえました。
んーやっぱり
ビル・スカルスガルドだけは不憫だ。
一番のホラーはサイコすぎる不動産屋と、ヤバイ場所と知ってて教えてあげない女性だ。