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シング・フォー・ミー、ライルのpokotanのレビュー・感想・評価

3.6
歌うワニという面白さ。
ライルが可愛い。
序盤のちびワニ時代は特に愛くるしい。
そして、歌とともにどんどん大きくなる。
ヘクターにも捨てられ、愛されたことのない孤独なライル。
そして、引っ越してきたジョシュたち一家。 

さすがのショーン・メンデスの歌声。
歌がなかなか良い。
背中を押してくれる。
誰の人生にも当てはまるメッセージ。
型にはまるな。正解も間違いもない。自由でいい。
失敗しても君は君だから。

最初は驚いて拒絶反応を見せてた大人たちもライルの歌声と人間的行動に魅了されていく。
どんどん人生が豊かになっていく。

終盤の「次のスターは君だ」のショーは感動した。
上手くない歌をあれだけの人前でライルのためにジョシュは歌って、その想いに答えるように、大勢の人前で歌うことが出来るようになった。

何でライルは言葉も理解して思いを言葉にして歌うことも出来るのに、話すことは出来ないという設定やツッコミどころもあるけど、なかなか良かった。
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