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ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのpokotanのレビュー・感想・評価

3.6
前作が田舎町ののどかな景色が美しく壮大な印象だったけど、今作では舞台が都会のニューヨークだから街のゴチャゴチャ感な分、カーアクションがあったり、ドローンでゴースト捕まえてたり、家のすべり棒やらカメラワークでアトラクション感があった。
監督が変わったからか、やや見せ方が変わった印象。

かなり成長した子どもたち。
トレヴァー、フィービー、ポッドキャスト大きくなってるな。

今作も色々なゴーストが登場するんだけども、新しいキャラの無機物に取り憑くポゼッサーはなかなか捕まえられないから、めちゃくちゃ厄介。
マシュマロマンは相変わらず可愛い。
あと、旧作にも出てた図書館の幽霊懐かしかった。

悪霊の牢獄であった球体に閉じ込められてたガラッカが策略で解放されて出てきてしまう。
デス・チルという周囲を凍らせて、氷のつららが現れるなかなかの最凶ゴーストなんだけど、予告編でも出てきた砂浜の海の向こうからやってきて徐々に凍っていくシーンは圧巻。
ただ、その盛り上がりもほぼ終盤。
なかなかメインのゴーストが出てこなくて、やっと出てきて、街が凍って、ファイアーマスターのナディームほか家族と旧ゴーストバスターズメンバーで封印すると、いつの間にやら氷が溶けて、人間が元通りになるという、かなりテンポの良い終わり方。
あれだけ凍ってたのに、どうやってすぐに解凍したのというツッコミどころ。
街の人達は凍ってなかったの?と旧作をオマージュした終わり方は良いんだけど、やや最後の描き方が残念ではあった。
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