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最後まで行くのpokotanのレビュー・感想・評価

最後まで行く(2014年製作の映画)
3.6
母親の葬式に向かう西部署殺人課のコ・ゴンス刑事が急に車の前に出てきたイ・グァンミンを轢き殺し、車のトランクに入れて隠す。
目撃者が現れ、電話で脅され、その相手も警察のパク・チャンミン。
要求は個人金庫の鍵を盗んだイを渡せ。

オリジナル版の今作でも、ゴンスがどんどん窮地に追い込まれていく。
威勢はいいのに、情けない感じが面白い。

パク・チャンミンがイカれていて、爆弾で車ごとふっ飛ばしても生きていて、頭を強打しても死なない不死身さ。
ドアを包丁で壊して顔をのぞかせるのは「シャイニング」さを感じた。

ラストは想像以上の大金を手にしてどうするのか。

あれだけの罪を犯しながらも、警察を退職するだけで隠蔽されるのは、ツッコミどころ満載。
日本版リメイクを先に観ていたけど、後半の展開がアレンジされてた。
どっちかと言うと日本版の方が面白かった。
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