かこ

わたしの見ている世界が全てのかこのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

🎬 わたしの見ている世界が全て

🕒 82分/日本

📣 佐近圭太郎監督

🖋️
表現の仕方が違うだけで、みなそれぞれ
「わたしの見ている世界が全て」のような気がする。

今年3月に公開された映画なので、既にご覧になった方も多いかと思います。
わたしは観るタイミングを逃していましたが、キャストさん達による上映後トークショー付きで鑑賞できました。


ずばり! 観て大正解👍👍👍

物語の中心にいるのは4人きょうだいのひとり、熊野遥風(はるか)。

この遥風、強気な性格で、その自信はどこから出てくる?と質問したいくらいに、人の気持ちを考えずに意見を言い放ち、物事を進める。
かなり良く言えば自分軸を貫いていて、
それに正論だったりするので、わたしは否定できず……
言い方の問題かな。笑。。。 

兄弟の暮らしと遥風の理想の暮らしが正反対、だから苛々が募るんだろうな、
目に見える世界は本当に大切なんだよ〜。

上映後のトークショーで、
遥風(はるか)を演じた森田想(こころ)さんが、仲良しな家族じゃなくて、距離がある家族の映画も面白いと思った、とおっしゃっていました。
確かに仲良しだけが全てじゃなくて、たとえ距離があっても、そこから何かを得られたら前に進めるんだと思います。

この映画のラストも印象的で、
大切なことに気付き始めた遥風を思わせるシーンで終わっています。
「あの……」に続く言葉、遥風は言えたのかな?

嬉しいことに配信も決定しているそうです。

興味があるかたはぜひ、お薦めです♪
かこ

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