よかった。とにかく主演の森田想が良い。
自分だったら絶対関わりたくないキャラクターだけど、どこか憎めないというか、愛嬌すら感じさせる末っ子の妹。
結局は彼女の計画は達成される訳だけど、果たしてこれで…
銀幕短評(#725)
「わたしの見ている世界が全て」
2022年、日本。1時間22分。
総合評価 84点。
とてもうまく撮れた映画ですね。どの役者も演技がすばらしいし、その配役もドンピシャだし…
意識高い系人間が、なかなか前に進めない家族を叱咤(激励してない)して前進させるよう奮闘する話。
結局、当初の思惑通り家は売れたし、みんな前に進むことができてハッピーエンド…のはずなのに、当の本人であ…
都内から比較的近そうなのに実家があまりに田舎の閉塞感ある雰囲気が強すぎて、ここはどこなのか?という地理的な違和感がずっとノイズとして残っていた。こういう都会で働くバリキャリ感満載の娘と、実家に戻った…
>>続きを読むはぁ…良すぎる…
邦画の好きなとこ・魅力がぎっしり詰まってる
表情、会話、映像、それぞれの人間関係…
全ての解像度がフィクションの枠を越えて
"この人たちは今もどこかで生きている"
と思わせてくれる…
ベンチャーで働くハルカ、パワハラを起こし退職を勧告される。
退職レベルのパワハラには思えない、ハルカの仕切りっぷりは気持ち良いくらい。
わずらわしい事が苦手なので仕切ってくれるのは助かるかも。
遺産…
仕事への情熱は強いが、自己中心的で他人への思いやり皆無な言動が多くて周囲にうんざりされる主人公の物語。
内容は明るくない上にモヤモヤする終わり方だったが、現実味のあるストーリーと人間学を学べる作品…
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